私事ですが、先日育休中に県外への引越しをしました。
そこで湧き出た疑問がこちら。
育休中だからこそ必要な手続きってあるのかな?
色々調べたのですが、簡潔にまとまっている記事が見つからなかったので、自分でまとめてみました。
記事の後半では引越しの際にやることのリストもまとめています。
これから引越しをされる方の参考になれば幸いです。
育休中ならではの引越し手続き
育児休暇中だからこそ必要な手続きや育児関連の手続きについてまとめます。
育児休業給付金について
育児休業給付金は、住所変更とは関係なく引き続きもらう事ができます。
会社が住所変更の手続きを代行してくれますので、会社に引っ越す旨を連絡し指示に従いましょう。
住民税について
住民税は、1月1日に住民票のある自治体から、前年1月1日〜12月31日分の税金を請求されます。
前年に収入がある場合は、育休中であっても住民税を払う必要がある場合があります。
なお育児休業給付金は課税対象外なので、「前年1年は育休中で働いていない」という場合は、住民税は請求されません。
児童手当について
児童手当を引き続きもらうためには、転出元・転入先の役所でそれぞれ手続きが必要です。
転出元では児童手当の受給事由消滅の手続きをします。
- 印鑑
転入先では、新しく児童手当認定請求をします。
- 印鑑
- 請求者(振込先)の預金通帳もしくはキャッシュカード
- 請求者(振込先)の保険証のコピー
引越した時の児童手当の手続きは、「転出日の属する月の末日まで」または「転出日の翌日から15日以内」となっています。
(例)転出日が4月3日の場合 → 4月30日まで(月の末日まで)
(例)転出日が4月25日の場合 → 5月10日まで(15日以内)
手続きが遅れると、その月の児童手当が受給できなくなりますので、早めに手続きをしましょう。
子ども医療証について
自治体にもよりますが、基本的には消滅手続きと新規申請手続きが必要です。
- 子ども医療証
- お子さんの保険証
- 印鑑
- お子さんの保険証
- 印鑑
旧住所の子ども医療証を返還して、新住所の子ども医療証を発行してもらいます。
新しい医療証は郵送で届くので、届くまでの期間に診察を受けた場合は別途還付申請が必要です。
予防接種・乳児健診検査表について
こちらも自治体によりますが、転入先で新しいものをもらう必要があります。
転出元での手続きは基本なし。
- これまで使っていた予防接種・乳児検査検診表
転入先にて、新たな予防接種・乳児検査検診表を発行してもらいましょう。
育休中に引っ越す場合のやることリスト
ここからは、引越し日程が決まってからのやることリストを時期別にまとめました。
意外とやることは沢山あるので、計画的に準備を進めましょう。
- 退去日を決め、大家さんに退去の連絡をする
- 引越し業者を決める
- 入居日を決める
- ガス・電話・電気・水道・インターネットの移転手続き
- 火災保険・地震保険の移転手続き
- 粗大ゴミの処分
- 梱包資材の調達
- 役所での転出届・印鑑登録・国民健康保険・児童手当の移転手続き
- 会社への住所変更連絡
- 郵便物・宅配の転送手続き →詳しくはこちらの記事で紹介
- 荷造り開始
- 部屋の掃除
- 冷蔵庫の食材を使い切る
- 荷ほどき
- 役所での転入届・印鑑登録・国民健康保険・児童手当の移転手続き
- 子ども医療証・予防接種・乳児健診検査表の交付
- 学資保険・子ども名義の銀行口座などの住所変更
まとめ:育休中の引越しをスムーズに済ませよう!
いかがでしたか?
新生活に向けて必要な手続きが分かれば、よりスムーズに引越し作業が進められますね。
子連れでの引越しは大変なこともありますが、育休中の時間を有効活用して上手に引越ししましょう!
これから引越しをされる方の参考になれば嬉しいです!
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