2019年10月ごろに作り始めた布絵本が、9ヶ月の時を経てついに完成しました・・・!
完成まで、手作り布絵本についてネットで情報収拾をするにあたって、かなり情報が少なく困りました。
そこで、私の作成した布絵本の作成の過程をブログで公開したいと思います。
拙い素人作品ですが、これから布絵本を作成する方の参考になれば嬉しいです。
より詳しい作り方の記事は順次アップしていきます。
完成した布絵本の紹介
まずは完成した布絵本を紹介させてください!
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表紙:デニム生地に白糸で刺繍をしました。
娘の名前を入れようと考えたのですが、2人目以降も作れる自信がなかったので、無難にmiffyの文字入りのデザインにしました。
チャック部分にはプラバンで作ったミッフィーのキーホルダーを。
絵本の中身はこんな感じです。
1ページ目:チャックからテントに出入りするミッフィーちゃん
2ページ目左:1ページ目でテントに入ったミッフィーちゃんの顔が見えるようになっています。
2ページ目右:ブランコをするミッフィーちゃん
3ページ目:お洋服の着せ替え
4ページ目:ドアを開けるとミッフィーシリーズの動物が見える仕掛け
5ページ目右:お水をあげるイメージで紐通しの練習
5ページ目左:風船でボタンつけの練習
6ページ目:食べ物をミッフィーちゃんのお皿に運ぶ&型はめの練習
7ページ目:お布団でおはよう・おやすみの人形遊び
以上、全7ページの構成です。
まず、布絵本を作成するにあたって、かなり参考にさせていただいたのがきょんmom(@p_kyon.grm)さんです。
センスが抜群で、刺繍もかなり丁寧なお方!
デザインや中身もかなり参考にさせていただきました。(了承をいただいています。)
布絵本としてのクオリティが非常に高いので、ミッフィーのデザインでの作成を考えていない方も必見です!
フェルト絵本作成の大まかな流れ
手作り布絵本の作成の大まかな流れは以下の通りです。
- アイデア出し
- 材料集め
- ひたすら裁縫
- 製本する
一つずつ詳しく解説していきます。
アイデア出し
私の場合、どんな布絵本を作りたいかはInstagramの「#手作り布絵本」や「#布絵本手作り」のタグでイメージを膨らませました。
まず最初にモチーフを決めると統一感が出るので良いと思います。
(例)ディズニー、ミッフィー、アンパンマン、動物など
私の場合、ここできょんmom(@p_kyon.grm)さんの布絵本に一目惚れし、ミッフィーをモチーフにすることを決めました。
次に、同じくInstagramのハッシュタグを活用して、布絵本の中身を考えていきます。
私の場合は、図書館でミッフィーの絵本を大量に借りてくる→絵本のデザインを元にインスタで見つけた作りたい仕掛けができないかを考える。という順番でアイデア出しをしていきました。
ちなみにミッフィーの本だと、以下の2つは実際に購入してデザインに大活躍したおすすめの本です。
1歳半頃〜娘のお気に入り絵本としても活躍しているので買って損なしですよ!
走り書きのメモをお見せして恥ずかしいのですが、絵本とインスタを元にこんな感じでどんなデザイン・仕掛けを入れていくのかをまとめました。
材料集め
アイデアがまとまったら、次は材料集めです。
使った材料
基本的に材料は手芸屋と100均で調達しました。
まずは基本の裁縫道具。
- ミシン:手縫いでもできないことはないですが、仕上げの製本が大変なのであった方が良いです。
- 待ち針、縫い針、ピンクッション
- ハサミ:布用のハサミを用意しましょう。
- チャコペン:型紙を写したりするのに使います。水で消えるタイプが便利。
そして、細かい手芸用品を買い集めました。
- 布:土台はオックスの生成り、普通より薄手のタイプを選びました。
表紙はダイソーでデニム生地を購入。あとは余っていた生地を裏表紙に使いました。 - フェルト:ダイソーにて購入。小さいサイズで色んな色が入っているタイプと大きいサイズの淡色タイプがあるのでデザインに応じて購入しましょう。
- 刺繍糸:使うフェルトの色に応じて用意+縁取りの黒を用意しました。
- ドミット芯:ページとページの間に挟んで厚みを出す綿。土台布と同じ量を購入しました。私は失敗したのですが、あんまり厚手のタイプだとかさばるので薄手のタイプが良いと思います。
- チャック:1ページ目のテント用と表紙用に2サイズを購入しました。
- 面ファスナー:3ページ目の着せ替えや6ページ目の食べ物の部分で使いました。
- 紐:5ページの紐通しで使用
- ボタン:5ページのボタンつけで使用
- プラバン:表紙のキーチャーム用に。ダイソーのプラバンを購入しました。
- 布用両面テープ:針と糸ではどうにもならない部分でかなり使えます。別記事で詳しく解説しています。
- 刺繍用下地シート:フェルトに刺繍したい場合は必須です。別記事で詳しく解説しています。
かかった費用
さて、ここまでの材料を用意するのにかかった費用は・・・
- 布:土台布→約600円、表紙布→100円
- ドミット芯:約300円
- フェルト:赤・青・オレンジ・黄色・緑・青・白→約700円
- チャック:100円
- ファスナー:2種類使用→200円
- 紐:100円
- プラバン:100円
- 布用両面テープ:100円
- 刺繍用下地シート:2枚使用→約200円
合計2,600円程度でした。
あくまでも目安として参考にしてくださいね。
ひたすら裁縫する
アイデアがまとまり、材料が揃ったら、あとはひたすら裁縫の時間です。
まずは土台布をカットします。
1ページ目と最後のページは20cm×20cmにカット。
残りのページは20cm×40cmで必要な枚数分カットします。
あとはフェルト&刺繍用下地シート&刺繍糸でパーツを作り、
フェルトと同色の刺繍糸で土台布に縫い付けていきます。
今回は、さらにその上から黒い刺繍糸で刺繍を加えました。
このような手順で、ひたすら縫う縫う縫う・・・!
製本する
最後に製本をしたら完成です。
製本のやり方は、kyonさんがなんとも可愛いイラストでシェアしてくださっています。
製本は本当に難しくて、えいや!っと無理やり終わらせたので、詳しく記事にしたいけど難しそうです。
まとめ:手作り布絵本を作ってみよう!
布絵本を作るのは大変ですが、心がこもった世界にたった一つのプレゼントになりますよ。
頑張って作った布絵本を子どもが楽しそうに遊んでいるのを見ると、とても嬉しい気分になりますよ!
この記事がこれから布絵本づくりをされる方の参考になれば幸いです。
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